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アイテム
加齢に伴うピアノ演奏動作の変化 : 体幹動作を主とした3次元動作解析
https://kunion.repo.nii.ac.jp/records/473
https://kunion.repo.nii.ac.jp/records/47327d9ac38-6881-4690-b598-6fd87da1cf48
Item type | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2017-02-22 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 加齢に伴うピアノ演奏動作の変化 : 体幹動作を主とした3次元動作解析 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Age-Related Changes in Piano Performance : Three-Dimensional Analysis of Trunk Movement | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
アクセス権 | ||||||||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||||||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||||||||
雑誌書誌ID | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||
収録物識別子 | AN00034564 | |||||||||||
論文名よみ | ||||||||||||
タイトル | カレイ ニ トモナウ ピアノ エンソウ ドウサ ノ ヘンカ タイカン ドウサ オ シュ トシタ 3ジゲン ドウサ カイセキ | |||||||||||
著者 |
守田, ちひろ
× 守田, ちひろ
× Morita, Chihiro
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著者所属(日) | ||||||||||||
国立音楽大学音楽研究科 | ||||||||||||
抄録(日) | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 本論は、加齢に伴うピアノ演奏動作の特徴の違いを、3次元動作解析により明らかにし、今後のピアノ指導への足がかりとなることを目指したものである。 中高年を対象にしたピアノ学習について、これまで音楽能力の見地から研究は進められてきていたが、中高年者の身体能力に着目して研究されたものはなかった。ところが、実際のピアノレッスンでは、中高年者は自らの課題を持ちながらも、どうしたらいいのかわからないというのが現状である。これらは、演奏者の音楽能力だけでなく、身体の使い方にも要因があるのではないか、というのが筆者の視点である。筆者は、中高年者のピアノ演奏時の身体の使い方を調査するために、非熟達中高年者、熟達中高年者、熟達若年者を対象に、テストフレーズを弾くときの演奏動作について、3次元動作解析により予備調査を行った。本論では、頁数の関係上、本調査を中心に述べていく。この予備調査から導き出した4つの仮説それぞれについて、動作解析データに基づき、事例を挙げながら検証を行った結果、加齢に伴うピアノ演奏動作の変化は、次のようにまとめられた。(1)若年者では皆、ピアノ演奏時に安定した姿勢での演奏が可能であるが、熟達度が低い中高年者では、加齢に伴い演奏姿勢が不安定になり易い。しかし中高年でも、習熟することによって、安定した姿勢で演奏することができる。(2)加齢によって体幹部の前後への動きが不規則になる。ただし、これは熟達度による影響も同時に考えられる。(3)非熟達中高年者では、体幹部の前後方向への突発的な変化が起こりやすくなる。習熟することによって、この急激な変化を減らすことができ、ゆったり円滑に演奏動作をすることができそうである。つまり、加齢に伴い演奏姿勢の安定性が失われ、それにより、不自然で突発的な演奏動作になってしまうということである。中高年のピアノ学習での大きな課題である「ぎこちない演奏」は、熟達度の問題だけではなく、加齢という要因も加味される必要性が今回の調査により示された。これにより、中高年者のピアノ学習において、演奏姿勢を安定させて弾くという指導は、加齢変化に対応した指導法として有効であることがわかった。 | |||||||||||
書誌情報 |
音楽研究 : 大学院研究年報 巻 22, p. 139-154, 発行日 2010-03-31 |
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表示順 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 10 | |||||||||||
アクセション番号 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | KJ00006096079 | |||||||||||
ISSN | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||||
収録物識別子 | 02894807 |