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  1. 研究紀要
  2. 53 (2018)

喜劇的オペラの素材としてのシェイクスピア劇 : ロルツィングのオペラ《海軍元帥亭》について

https://kunion.repo.nii.ac.jp/records/2089
https://kunion.repo.nii.ac.jp/records/2089
9d96853d-19c6-423f-9edf-08b176ae42a9
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2019-05-20
タイトル
タイトル 喜劇的オペラの素材としてのシェイクスピア劇 : ロルツィングのオペラ《海軍元帥亭》について
タイトル
タイトル Shakespeares Drama als Stoff für eine komische Oper : Zu Lortzings Oper «Zum Großadmiral»
言語
言語 jpn
キーワード
主題 北から南へ, シェイクスピア劇, 前三月期, 道化の不在, 舞台裏への想像力
資源タイプ
資源タイプ departmental bulletin paper
アクセス権
アクセス権 metadata only access
著者 長谷川, 悦朗

× 長谷川, 悦朗

WEKO 3643

長谷川, 悦朗

ja-Kana ハセガワ, エツロウ

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Hasegawa, Etsuro

× Hasegawa, Etsuro

WEKO 3644

en Hasegawa, Etsuro

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抄録
内容記述 ロルツィングが台本作家兼作曲家として完成させた20近いオペラ作品群のうち、《海軍元帥亭》(1847年初演)は、フランス語喜劇のドイツ語翻案版に立脚した「喜劇的オペラ」である。彼は創作に着手する直前の1846年9月に活動及び生活の拠点をドイツ語圏内部では「北」のライプツィヒから「南」のヴィーンへと移転させており、ロンドン王宮及び場末酒場「海軍元帥亭」という劇中設定がフランス語喜劇を経由してドイツ語オペラ作品化された経緯を重ね合わせることによって、「北から南へ」という二重の力学が台本面での作品解釈の手がかりとして獲得される。先行研究に欠如していたシェイクスピア劇への遡及を試みることによって、後代にヘンリー5世として即位することになる王子ハインリヒの改心発言の背景にある、観客からは不可視の舞台裏で生起していた可能性のある出来事への想像力を喚起する点にこのオペラの訴求力が見出されるのである。
書誌情報 研究紀要
en : Kunitachi College of Music journal

巻 53, 号 1, p. 159-168, 発行日 2019-03-29
出版者
出版者 国立音楽大学
ISSN
収録物識別子 02885492
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Ver.1 2023-07-25 10:24:50.520030
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