@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002578, author = {宮入, 恭平 and Miyairi, Kyohei}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {イギリスの批評家マーク・フィッシャーは、新自由主義が跋扈する世界において、「資本主義が唯一の存続可能な政治・経済的制度であるのみならず、今やそれに対する論理一貫した代替物を想像することすら不可能だ、という意識が蔓延した状態」について「資本主義リアリズム」という言葉を当てはめた。そのオルタナティブの可能性として、フィッシャーが注目したのは1960年代のカウンターカルチャーだった。本稿では、まず、カウンターカルチャーに対する批判的な視座から、「カウンターカルチャーの思想」とは何かを探る。そして、カウンターカルチャーと親和性のあるポピュラー音楽との関係を議論する。そのうえで、ポスト資本主義における「サイケデリック理性」について検討する。そこから、資本主義リアリズムのオルタナティブとしてのカウンターカルチャーの可能性が明らかになる。}, pages = {145--156}, title = {ポスト資本主義のカウンターカルチャー}, volume = {57}, year = {2023}, yomi = {ミヤイリ, キョウヘイ} }