@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002469, author = {吉成, 順 and Yoshinari, Jun}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {「クラシック」と「ポピュラー」という2大カテゴリーは1860年代に成立し、20世紀を通じて音楽界全体に大きな影響を与えた。およそ1920年代まで両者には様式上の共通性(common practice)が認められたが、ジャズの登場をきっかけに両者の乖離が進んだ。しかし歴史を眺めると、「クラシック」の伝統がジャズの中に受け継がれている例や、現在「クラシック」として扱われているものが実は19世紀の「ポピュラー」の文脈から成立したものだ、という例を見出すことができる。本稿では前者の例として金管楽器における「グルペット変奏」の伝統、後者の例として20世紀初頭の「サクソフォーン熱」を眺め、一見対立や乖離と見られる「クラシック」と「ポピュラー」の間にしっかりとしたつながりがあったこと、これまで等閑視されがちだった19世紀の「ポピュラー」音楽文化の影響力に再認識が必要であること、を確認する。}, pages = {149--157}, title = {「クラシック」と「ポピュラー」をつなぐもの}, volume = {56}, year = {2022}, yomi = {ヨシナリ, ジュン} }