@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002365, author = {雲井, 雅人 and Kumoi, Masato}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {エティッシュは20世紀初頭のパリ音楽院の教授であり、フォーレ院長の大胆な音楽院改革に協力して、声楽科の質向上のためにヴォカリーズを採り入れた。当時活躍中だった数多くの作曲家にヴォカリーズ作品を委嘱し、それらを曲集としてまとめて出版した。そこからラヴェルの《ハバネラ形式の小品》のように、他の楽器のために編曲され後世に残る作品も現れた。管楽器のために転用された作品もあり、現代の管楽器教育に活かす可能性を見出せる。ラヴェルの作品をめぐる、作曲家と出版社との知られざる確執も、この研究を通じて明らかとなった。エティッシュという人物のややスキャンダラスな生き方や、精力的な仕事ぶりをたどることで、当時のパリの生き生きした音楽状況を感じ取ることができる。}, pages = {151--162}, title = {エティッシュ編纂の曲集「現代のヴォカリーズ」について}, volume = {55}, year = {2021}, yomi = {クモイ, マサト} }