@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002357, author = {深津, 勇仁 and Fukatsu, Yujin}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本研究は、イギリス人小説家ラドヤード・キプリングの短編小説、『ジャングル・ブック』のテクストをもとにして、コーパス検証型研究の方法論を用いて、ポストコロニアルワードを量的に抽出することを目的とする。同作は、欧米の文学者の手によって東洋社会を画一的に描いた植民地文学であると、エドワード・サイードによって定義されている。本研究は、サイードのポストコロニアル文学の議論を出発点として、同作におけるポストコロニアルワードと既存の大型コーパスであるBritish National Corpus(BNC)との比較の結果、5%水準での有意差が確認された語をベンチマークとする。検定に際しては、コンピュータ言語Rを使用しフィッシャーの正確検定を実施し、テクスト分析に際してはKH Coderを使用した。さらに本研究では計量研究を補足する形で、質的分析である構造分析の手法を用いて登場人物を類型化し、質と量を混交して結果を整理する。}, pages = {63--74}, title = {ラドヤード・キプリング『ジャングル・ブック』とポストコロニアルワード : コーパスと言語・構造の視座から}, volume = {55}, year = {2021}, yomi = {フカツ, ユウジン} }