@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002236, author = {雲井, 雅人 and 宮谷, 尚実 and Kumoi, Masato and Miyatani, Naomi}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {ハンガリーの作曲家コダーイ・ゾルターンは、J. S. バッハがオルガン用に作曲したとされるコラール前奏曲をチェロとピアノ用に編曲した。このコダーイ編曲版《3つのコラール前奏曲》を雲井がサクソフォーンとピアノ用に編曲して1999年に初演、2006年にはこの曲が含まれたCDをリリースしている。今回、サクソフォーン版の楽譜出版準備に際し、コダーイによる編曲の経緯、楽譜に掲載された原コラールの歌詞の内容をあらためて研究し、サクソフォーンで演奏する動機と意義、キリスト教の理解と演奏解釈の関係について考察した。楽譜にドイツ語で記載されている3つのコラール歌詞を宮谷が全訳し(付録)、それぞれの曲の背景や特徴を探り、3曲に通底するテーマが「苦難のなかでの希望」であることを示した。カトリックの伝統にあるコダーイがドイツ語によるプロテスタントの会衆賛美歌にアプローチした理由を推測する手がかりになると考えられる。}, pages = {205--215}, title = {J.S.バッハ/コダーイによる《3つのコラール前奏曲》 : その原コラールとサクソフォーン用編曲について}, volume = {54}, year = {2020}, yomi = {クモイ, マサト and ミヤタニ, ナオミ} }