@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002222, author = {小林, 菜美 and Kobayashi, Nami}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {ベルカント唱法はGarcíaの一族によって確立したと言われている。筆者は過去4回の研究紀要論文にて、Pauline Viardotの作品分析を通して、ベルカントの声楽基礎訓練法及びテクニックがどのように作品と結びついているかを検証してきた。 彼女はイタリア語、フランス語、ドイツ語の歌曲集であっても同様に「ベルカントの世界」を作り出した。1848年ロンドンにおけるリサイタルでマズルカを編曲した歌曲を歌い、その素晴らしいパフォーマンスにショパン Frédéric Chopinは非常に衝撃を受け「まさしくショパンによる歌だ」と絶賛した。 今回も、Chopinのマズルカを原曲と違う調性に編曲した曲を分析することにより、完成された作品をどのようにテクストに則って新しい曲として作曲し直したかを見ていく。彼女はテクストのクライマックスに沿って音楽を作り出した。作品の表現からは、どのような旋律であっても、透明感のある色調を帯びた声を一切変えることなく歌う必要のあることが伺えた。}, pages = {55--66}, title = {ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアによるショパンマズルカの歌曲への編曲 その2}, volume = {54}, year = {2020}, yomi = {コバヤシ, ナミ} }