@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002220, author = {河原, 啓子 and Kawahara, Keiko}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {聴くことによってその鑑賞が成立する音楽は、観ることを前提にした音楽・楽器ミュージアムではある種の“ジレンマ”を内包している。このジレンマは克服できるだろうか。ミュージアムの歴史、さらに音楽・楽器ミュージアムの形成を振り返り検討した。音楽・楽器ミュージアムは、ミュージアムのなかでも独特であり、それゆえにその展望を期待できる。概してミュージアムは、ベンヤミンの言う「アウラの消滅」を生じさせる装置だが、音楽・楽器を展示するにあたっては、「いま」「ここに」しかない一回限りの催しを設定しやすい。その特徴を踏まえてマネジメントを行ってゆくことが、これからの音楽・楽器ミュージアムの存在意義を明確化してゆくことになると考えられる。展示においては、展示企画の目的を明確にしたうえで、IT社会における最新のテクノロジーも視野に入れて展示内容を吟味してゆく必要があると考えられる。}, pages = {35--43}, title = {音楽・楽器ミュージアムにおけるマネジメントの考察 : 音の展示のジレンマは克服できるか}, volume = {54}, year = {2020}, yomi = {カワハラ, ケイコ} }