@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002219, author = {加藤, 一郎 and Kato, Ichiro}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {バロック期に書かれた《組曲》にはしばしば〈ドゥーブル〉が含まれている。本研究では〈ドゥーブル〉の歴史を俯瞰しつつ、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが用いた〈ドゥーブル〉の様式的特徴について考察した。バッハは《イギリス組曲》《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ》《リュートのための組曲》《管弦楽組曲》に9つの〈ドゥーブル〉を用いており、それらは、リュート様式による変奏、等価の音のパッセージによる変奏、独自の技法による変奏の3種類からなっていた。それらはそれぞれチェンバロのための作品、弦楽器のための作品、管弦楽のための作品であり、変奏技法は楽器固有の表現様式に基づくものであった。バッハの〈ドゥーブル〉は他の作曲家のものに比べ、格段に多様な様式を持ち、この形式に大きな可能性を与えるものであった。}, pages = {23--34}, title = {バッハの〈ドゥーブル〉 : その様式的特徴}, volume = {54}, year = {2020}, yomi = {カトウ, イチロウ} }