@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002123, author = {中西, 千春 and Nakanishi, Chiharu}, issue = {2}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,高等教育における英語リメディアル授業において,英語力育成とともに,思考力を育成する発問デザインの開発・提案をすることである。思考力を促す発問を考えるために,ブルームの改訂版教育目標の分類(Anderson & Krathowl et al., 2001)を活用した。大学の英語力初級向けのリーディングスキル育成の教材(以下RST)と批判的思考力とリーディングスキルの両方を育成する教材(以下CTT)の発問を比較してどのような認知プロセスカテゴリーを促すことを意図しているかを調べた(Nakanishi & Ando et al., 2018 ; 中西&安藤, 2018 ; 中西, 2018)。その結果,CTT(2冊)とRST(3冊)の共通点はテキストの長さの平均が250ワード程度であることと,事実確認の発問(Remember, Recognizing)が多いことが示された。相違点は,CTTでは6つの認知プロセスカテゴリーすべてを促す発問があるのに比べて,RSTでは3つの認知プロセスカテゴリーしか促していないことであった。この研究結果より,RSTを使用する教師は,テキストの発問に不足する認知プロセスカテゴリーを認識し,授業目標に応じて,それを補った発問デザインをすべきであることが示唆された。}, pages = {447--448}, title = {英語リメディアル授業における思考力を促す発問デザインの開発}, volume = {53}, year = {2019}, yomi = {ナカニシ, チハル} }