@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002112, author = {江澤, 聖子 and Ezawa, Seiko}, issue = {2}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {変奏法の歴史は長いが、真に卓越した変奏技法を持った作曲家はさほど多くはない。その中でも特にJ. S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームスは優れた変奏曲を数多く生み出し、インスピレーションに溢れる世界を見せてくれる。様々な変奏の手法を駆使して自由に自己の音楽を創造することのできる作曲家にとって、変奏曲はまたとない絶好のジャンルであろう。演奏者には繊細な感受性、深い洞察力と豊かな想像力が要求される。個々の変奏曲の特徴や性格を、鋭敏な音感覚と共に緻密に隅々まで描き出すのと同時に、それを一つの大きな作品としてどのように統合していくかが重要な課題である。演奏者自身にとっては尽きない興味と挑戦がある。今回のリサイタルで取り上げたベートーヴェンのソナタ作品26、57、109、111の変奏曲楽章を手掛かりに、ベートーヴェンの変奏曲(ピアノ作品)について考察する。}, pages = {379--385}, title = {ベートーヴェンのピアノ変奏曲 : 変奏技法の独自性とその変遷}, volume = {53}, year = {2019}, yomi = {エザワ, セイコ} }