@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002110, author = {梅本, 実 and Umemoto, Minoru}, issue = {2}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本稿は平成29年度国立音楽大学個人研究費(特別支給)の助成を受け、2018年3月に完成したCD『遠望〈ヘルダリーンの詩による歌曲〉Die Aussicht〈Hölderlin Lieder〉』の制作過程において研究を深めた事柄を研究ノートとして纏めたものである。はじめにこのCD制作及び本稿執筆の目的を述べ、以下の本文において今回のテーマである詩人ヘルダリーン研究の一環として、筆者が彼の故郷ニュルティンゲンを訪れ見聞を深めた様子を記述する。ニュルティンゲンがあるシュヴァーベン地方は美しい自然に恵まれ、彼の他にもシラー、ウーラント、メーリケ、ヘッセ等の著名な詩人を輩出している。多くの詩人が生まれたことと当地の自然環境の素晴らしさは無関係ではなかろう。ヘルダリーンは故郷に対して屈折した思いを持っていたとも言われるが、彼の詩の中に再三歌われているネッカー川が流れる美しい土地を体験し彼の詩人としての源泉を知ったことはその詩作への理解を深める一助となった。}, pages = {361--368}, title = {ニュルティンゲンでのヘルダリーン}, volume = {53}, year = {2019}, yomi = {ウメモト, ミノル} }