@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002109, author = {横井, 雅子 and Yokoi, Masako}, issue = {2}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {「ジプシー楽団」はハンガリー音楽の多ジャンルに影響力を行使し、その影響力は広くヨーロッパの音楽家にも及んだ。一般的に社会の異分子として忌避されるロマが楽師として親しまれる存在へと逆転した様子を知るために、非ロマが制作した美術作品、生活雑器のモチーフに見られるロマの姿を通し、どのようなイメージが付与されたのかを読み解くことを試みた。この調査を通し、芸術家としてもてはやされた楽師だけでなく、農村部でハンガリー人の音楽作りに従事したロマ楽師も理想化されたハンガリー人の民族生活の中に有機的に組み込まれている様子を確認した。ただし、その存在はコミュニティの成員たる感情をもった人物像としては描かれなかった。}, pages = {353--360}, title = {19世紀ハンガリー音楽のナショナリズムとロマ音楽 : 「ハンガリー風」に取り込まれる楽師像を読み解く}, volume = {53}, year = {2019}, yomi = {ヨコイ, マサコ} }