@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002101, author = {伊藤, 直子 and Ito, Naoko}, issue = {1}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、伊庭孝(1887-1937)が昭和戦前期に残した著作物の目録稿を提示するとともに、主要な活動を概観することにある。大正期の活動の中枢であった浅草オペラが関東大震災でほぼ衰退したのち、伊庭は放送歌劇の振興に注力するとともに、すでに携わっていた評論分野で健筆をいっそう振るった。評論の主題は生涯深く関わり続けたオペラのほかに、大衆文化の時代を象徴する映画やレコードの分野にまで及び、オペラだけでなく数多くのポピュラー・ソングの訳詞も行っている。さらに日本音楽の領域においても著作のみならず、新日本音楽活動や邦楽器改良への提言を行っていることが分かる。この昭和初期は満州事変、満州国建国を経て日中戦争へと向かう政治的な時期であり、そうした時代の影が活動の上に少しずつ感じられる頃でもあった。}, pages = {281--292}, title = {伊庭孝の昭和戦前期における活動と著作目録稿}, volume = {53}, year = {2019}, yomi = {イトウ, ナオコ} }