@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002091, author = {深津, 勇仁 and Fukatsu, Yujin}, issue = {1}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本稿は、黒澤明監督の『用心棒』の主人公桑畑三十郎と、セルジオ・レオーネ監督の代表作で、ドル箱三部作の第一作でもある『荒野の用心棒』におけるクリント・イーストウッド扮する「名無しの男」の表象を比較考察する。上記の作品におけるガンマン「名無しの男」は『用心棒』における三十郎のように無骨な早撃ちの名手で、どこか謎めいた特異なキャラクターである。「名無しの男」は米国西部劇に見られる明白な善悪二元観念では区分されず、中立としての立場を保持している点が特徴的である。『用心棒』における三十郎もその独特の風貌と立ち居振る舞いが特徴的ではあるが、人情にあつい「善」としてのキャラクター設定が印象的である。本稿ではこの両主人公に注目し、グレマスの記号論的四辺形や構造主義の観点から可能な限り両キャラクターの表象について客観的な分析を試みる。}, pages = {179--186}, title = {『用心棒』と『荒野の用心棒』の比較考察 : 主人公桑畑三十郎と「名無しの男」の役割分析}, volume = {53}, year = {2019}, yomi = {フカツ, ユウジン} }