@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002045, author = {中西, 千春 and 本島, 阿佐子 and 堀江, 志磨 and 進藤, 郁子 and 蔭山, 真美子 and Nakanishi, Chiharu and Motojima, Asako and Horie, Shima and Shindo, Yuko and Kageyama, Mamiko}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,音楽大学の演奏系教師が自らのグループレッスンについて,3つの指標から分析・可視化し,その実態を解明することである。国立音楽大学に勤務する声楽教師(専任3名,非常勤11名)とピアノ教師(専任2名,非常勤5名)の計21名が,各自のレッスンを書き起こし,そのデータを見ながら,学生の思考に対する働きかけを,ブルームのタキソノミー改訂版の6つの認知プロセス領域(Remember・Understand・Apply・Analyze・Evaluate・Create)のカテゴリーを使って分析した。のべ65時間44分54秒のレッスン研究の結果,教師は90分中35分(37.5%)も話していることがわかり,教師が何をどのように話すかはとても重要であることが示された。教師の発話総数(564.5回)中,思考プロセスへの働きかけは135.2回(23.8%)であり,そのうち,指示(144.5回:25.6%),説明(107.8回:19.1%),発問(46.5回:8.2%)の順に多かった。教師の発問の少なさから,学生が思考を求められる発話の機会が少ないことがわかった。また,教師の学生への認知プロセスへの働きかけでは,ApplyとAnalyzeとUnderstandへの比率は高いが,演奏で本来もっとも重要なCreateへの比率が非常に低いことがわかった。本研究に参加した教師は,自らのグループレッスンを共通の指標から見ることで,レッスン改善の糸口を得た。本研究のアプローチと分析・考察方法をFDのひとつとして提案する。}, pages = {373--373}, title = {音楽大学の演奏グループレッスンにおける思考力育成の取り組み}, volume = {52}, year = {2018}, yomi = {ナカニシ, チハル and モトジマ, アサコ and ホリエ, シマ and シンドウ, ユウコ and カゲヤマ, マミコ} }