@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002016, author = {中西, 千春 and Nakanishi, Chiharu}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本研究は,英語教育において,より多くの認知プロセスを促す活動を考案するために,クリティカルシンキングスキルとリーディングスキルの育成に焦点をおいたテキスト (Critical Thinking Textbook : 以後CTT) と英語スキルとリーディングスキルの育成に焦点をおいたテキスト(Reading Skill Textbook : 以後RST)のデザインと発問を分析・比較する。CTTの発問(644題)をブルームの改訂版の教育目標のタキソノミーで分析したところ,6つの認知プロセス(Remember, Understand, Apply, Analyze, Evaluate, Create)のすべてが促され,認知プロセスの下位にある19のサブカテゴリーにおいては14が促されていることが示された。リーディングテキストの長さの平均は,CTT : 284.1 words であり,RST : 262.0 words と大差ないが,RSTの発問(244題)では3つの認知プロセス(Remember, Understand, Apply)と5つのサブカテゴリーが促されたのみであった。CTTでは豊富なインプット,Pre- とPost- の両方,多様な発問形式,アクティビティやプロジェクトを複合的に組み合わせることで,多くの認知プロセスを促していた。より多くの認知プロセスを促すためには,インプットの種類を増やす,Pre-readingの発問を導入する,発問形式のバラエティを増やす,創造的なプロジェクトを取り入れるなどのアプローチが有効と思われる。}, pages = {131--142}, title = {英語教育における認知プロセスを促す発問についての考察 : テキストの発問分析を通して}, volume = {52}, year = {2018}, yomi = {ナカニシ, チハル} }