@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002009, author = {田辺, とおる and Tanabe, Toru}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {フランツ・シュレーカー(Franz Schreker, 1878-1934) のオペラ《烙印を押された者たち》には、複数の文学的素材が組み込まれているが、本稿では、作品創作の契機となった童話《王女の誕生日》からの影響、および彼が付随音楽を担当したこの童話のパントマイム劇公演と、オペラ作曲に至る経緯などについて考察する。彼は文学の既作から多様な作品を選び出してオペラ台本の素材としただけでなく、作曲においても過去や同時代の様々な作風を躊躇なく採取して、作詞作曲の両面において傑出した様式融合の能力を発揮した。1908年のウィーン・クンストシャウで公演されたパントマイム劇には、世紀転換期ウィーンの様式から脱皮しようとする、新しい表現主義的な様式への胎動が見られるが、それがオペラ創作にも受け継がれている事を本稿は検証していく。}, pages = {55--66}, title = {オスカー・ワイルド作《王女の誕生日》 : フランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された者たち》の素材として}, volume = {52}, year = {2018}, yomi = {タナベ, トオル} }