@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00002006, author = {川﨑, 瑞穂 and Kawasaki, Mizuho}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {東日本を中心に伝承される三匹獅子舞には、《おかざき》と呼ばれる旋律が多く用いられている。東京都武蔵村山市に伝承されている横中馬獅子舞には《岡田くずし》という楽曲が存在するが、本稿ではまず、江戸期の《岡崎女郎衆》の楽譜や、隣の瑞穂町に伝承されている箱根ヶ崎獅子舞との比較から、《岡田くずし》を《おかざき》のヴァリアントと同定する作業を行った。次に、《岡田くずし》が何の「くずし(変奏)」であるのかを明らかにするために、横中馬獅子舞の他の楽曲の内、最も類似している《いれは》の冒頭旋律との比較を行い、併せて箱根ヶ崎獅子舞の《入りは》との比較も行った。その結果、《いれは》はむしろ《岡田くずし》のヴァリアントであり、《岡田くずし》をさらに崩したものである可能性が浮上した。そして最後に、三匹獅子舞における《おかざき》の主題と変奏の様態を、ジャック・デリダの「差延論」を援用して考察し、「三匹獅子舞の差延論」の可能性を指摘した。}, pages = {19--30}, title = {狭山丘陵南麓の三匹獅子舞における《おかざき》の主題と変奏}, volume = {52}, year = {2018}, yomi = {カワサキ, ミズホ} }