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シベリウスの受容と評価をめぐる問題
https://doi.org/10.20675/0002000611
https://doi.org/10.20675/0002000611d76347fd-b733-4b94-8945-68651f6d68b7
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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| 公開日 | 2025-05-17 | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | シベリウスの受容と評価をめぐる問題 | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | Key Issues of the Reception and Artistic Evaluation of Sibelius | |||||||||||
| 言語 | ||||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 主題 | シベリウス, イギリス楽界, ブゾーニ, アドルノ, 現代音楽 | |||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
| ID登録 | ||||||||||||
| ID登録 | 10.20675/0002000611 | |||||||||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||
| アクセス権 | ||||||||||||
| アクセス権 | open access | |||||||||||
| 著者 |
神部, 智
× 神部, 智
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| 抄録 | ||||||||||||
| 内容記述 | シベリウスの音楽が本格的に研究され始めたのは1930年代である。その後,伝統的規範と進歩主義がせめぎ合う当時の時代動向を背景に,シベリウスの評価は英米の肯定派とドイツやフランスの否定派に大きく二分されていく。すなわち,イギリス楽界や彼らに思想的影響を与えたブゾーニは「古くもあり新しくもある」シベリウスの音楽を積極的に評価した半面,アドルノやレイボヴィッツはシベリウスの調性音楽を厳しく批判した。この対立図式が1970年代に後退すると,ポストモダンの作曲家たちは従来と異なる姿勢でシベリウスの音楽と向き合うようになる。中でも彼らが注目したのは,交響的作品で固有の「響き」を創出しようとしたシベリウスの音楽思考であった。シベリウスの音楽は,「調性か無調か」または「反動か前衛か」という単純な対立図式を超え,これからも様々な評価を受け続けるだろう。 | |||||||||||
| 書誌情報 |
ja : 研究紀要 en : Kunitachi College of Music journal 巻 59, p. 35-46, 発行日 2025-03-31 |
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| 年次 | ||||||||||||
| 年次 | 2024 | |||||||||||
| 出版者 | ||||||||||||
| 出版者 | 国立音楽大学 | |||||||||||
| ISSN | ||||||||||||
| 収録物識別子 | 02885492 | |||||||||||