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  1. 音楽研究 : 大学院研究年報
  2. 36

組合せ理論と音楽文化の観点から見る自動生成音楽の著作性

https://doi.org/10.20675/0002000525
https://doi.org/10.20675/0002000525
6bea860d-6763-4e99-91a0-fa13364fce29
名前 / ファイル ライセンス アクション
D36_085_Tsutciya.pdf D36_085_Tsutciya.pdf (1.5 MB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2024-06-01
タイトル
タイトル 組合せ理論と音楽文化の観点から見る自動生成音楽の著作性
タイトル
タイトル Le droit d’auteur de la musique générée automatiquement : Réflexion sous l’angle de la théorie combinatoire et de la culture musicale
言語
言語 jpn
キーワード
主題 著作権, 自動作曲, 組合せ数学, 創作性, 知的財産
資源タイプ
資源タイプ departmental bulletin paper
ID登録
ID登録 10.20675/0002000525
ID登録タイプ JaLC
アクセス権
アクセス権 open access
著者 土屋, 憲靖

× 土屋, 憲靖

ja 土屋, 憲靖

ja-Kana ツチヤ, ノリヤス

en Tsutciya, Noliyasu

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李, 和莆

× 李, 和莆

ja 李, 和莆

en Lee, Wen-Pin Hope

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抄録
内容記述 本論では、2019年の川島素晴氏の講演を取り上げながら、自動生成音楽の著作性について考える。講演で氏は「人工知能が人に先立って旋律と和声のあらゆる組合せを生成し得る時代となったことで、旋律と和声の組合せによる著作権を主張できる時代は終わった」とする興味深い論説をした。これは氏の「AI(人工知能)作曲家は成立しない」という主たる主張について、それを補うための論説の一つに過ぎないが、著作性の本質について考えるための重要な土台になりえる話題であった。果たして、人工知能は旋律と和声のあらゆる組合せを実際に生成し得るだろうか。果たして、人が作った音楽が人工知能が既に生成した音楽と一致または類似した場合に、人はその音楽の著作権を主張できないのだろうか。本論では、組合せ数学と文化的観点から、これらの疑問について考える。組合せ数学の観点からは、無限猿定理や組合せ爆発といった概念に触れ、全ての組合せを生成することの困難さを述べつつ、零抑制二分決定図のような組合せ問題を解決する強力な技術について触れることで問いに迫る。文化的観点からは、著作性の要が「思想または感情の創作的表現」であることを重視しこれを前提とする。これは日本の法律における著作物の定義と同様である。たとえ、人工知能によって自動生成しうるような作品であって、既に過去に生成済みの作品と合致であったとしても、思想または感情を以て創作および発表されたものであれば、一定の著作性が認められるはずであることを結論付ける。また、自動生成された音楽についても、人が思想と感情を以て創作的に選び抜き、または脚色をし、思想や感情を表現するための適切な方法で発表する場合には、著作性が認められて然るべきであると結論付ける。
書誌情報 ja : 音楽研究 : 大学院研究年報
en : Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music

巻 36, p. 85-100, 発行日 2024-03-29
出版者
出版者 国立音楽大学大学院
ISSN
収録物識別子 02894807
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Ver.1 2024-06-01 05:19:10.001931
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