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『近代市民社会の信仰と音楽 : オラトリオは「聖」か「俗」か』(春風社、2023年)の出版
https://doi.org/10.20675/0002000491
https://doi.org/10.20675/00020004910f112f06-16c8-44d3-8c40-73df0f4f3633
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2024-05-09 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 『近代市民社会の信仰と音楽 : オラトリオは「聖」か「俗」か』(春風社、2023年)の出版 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Report on the Publication of Kindai-shimin-shakai no Sinkō to Ongaku : Oratorio wa “sei” ka “zoku” ka [Religion and Music in Modern Civil Society : Whether Oratorios Were Sacred or Secular?] | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題 | オラトリオ, 教会音楽の世俗化, ドイツ市民社会, 音楽祭, メンデルスゾーン | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
ID登録 | ||||||||||||
ID登録 | 10.20675/0002000491 | |||||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||
アクセス権 | ||||||||||||
アクセス権 | open access | |||||||||||
著者 |
瀬尾, 文子
× 瀬尾, 文子
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抄録 | ||||||||||||
内容記述 | 本書は、筆者の博士論文を書籍化したものである。19世紀前半ドイツの市民社会に起こったオラトリオ・ブームを題材に、教会音楽の世俗化の論理を究明する。当時の活字メディアを賑わせたオラトリオの定義に関する議論や、作品の制作過程における作曲家と作詞家のやりとり、オラトリオの主要な演奏の場であった音楽祭の実情、作品内部の探究を通じて、教会外のオラトリオが高度に知的なエンターテインメントとして推進されたことを論証する。世俗化のロジックを個人の信仰のレベルで論じようとしたことは、本書の重要な特色と言えよう。この分野の和書がきわめて少ない現在、本書はオラトリオ研究の基礎文献の一つとなり得るが、調査・考察の範囲は限定的である。今後は、合唱音楽に関する最新の研究動向やジェンダー音楽学の観点を採り入れて、教会音楽の世俗化の問題をさらに追究していきたい。 | |||||||||||
書誌情報 |
ja : 研究紀要 en : Kunitachi College of Music journal 巻 58, p. 289-294, 発行日 2024-03-31 |
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年次 | ||||||||||||
年次 | 2023 | |||||||||||
出版者 | ||||||||||||
出版者 | 国立音楽大学 | |||||||||||
ISSN | ||||||||||||
収録物識別子 | 02885492 |