@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001914, author = {今井, 顕 and Imai, Akira}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本稿は「プラルトリラーを上方隣接音で開始するという、今日一般的に行われている演奏実践には歴史的な根拠がなく、誤りである」というバドゥーラ=スコダの論考を邦訳したものである。その際に感じられた曖昧な点や疑問点を原著者に問い合わせ、内容を補足した。論考冒頭では歴史の流れの中でなぜこのような誤解が生じたかに関する経緯にも言及されており、興味深い。そもそも「トリル(トリラー)」と「プラルトリラー」およびカール・フィリップ・エマヌエル・バッハが提唱したところの「シュネッラー」の分類は容易ではないが、本稿ではそれをわかりやすく整理したつもりである。どのタイプに分類されるべきかが曖昧で、複数の可能性を秘めた装飾が少なからず存在することも事実だが、少しでもその理解に役立つのであれば何よりである。}, pages = {183--192}, title = {パウル・バドゥーラ=スコダの論考「誤ったプラルトリラー奏法を排除せよ!」に関する考察と補足}, volume = {51}, year = {2017}, yomi = {イマイ, アキラ} }