@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001913, author = {宮入, 恭平 and Miyairi, Kyohei}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {SEALDsが確立したラップを取り入れた「スタイリッシュなデモ」は、既存の社会運動に対する人びとの認識に大きな影響を与えることになった。東日本大震災以後(ポスト3.11)の社会運動で脚光を浴びることになったSEALDsの登場は、好むと好まざるとにかかわらず、音楽と政治の近接性を広く社会に容認させることになった。 本稿では、「音楽に政治を持ち込むな」問題をめぐる音楽と政治の近接性について考察する。まず、SEALDsの「スタイリッシュなデモ」によって話題になった、ポスト3.11の社会運動について確認する。次に、SEALDsメンバーの関与から浮上した「音楽に政治を持ち込むな」問題で問われた、音楽と政治の関係について検討する。そして、情動の概念を用いながら、音楽が人びとの内面に与える影響を議論する。そこから、現代社会における情動の音楽の可能性と限界が明らかになる。}, pages = {171--181}, title = {情動の音楽 : 「音楽に政治を持ち込むな」問題が意味するもの}, volume = {51}, year = {2017}, yomi = {ミヤイリ, キョウヘイ} }