@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001912, author = {古田, 耕史 and Furuta, Yasushi}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {イタリア近代最大の抒情詩人ジャコモ・レオパルディの詩集『カンティ』の中で、とりわけ1828年作の《嵐の後の静けさ》と《村の土曜日》に頻出する「回帰」「反復」「継続」を表すモチーフは、注目に値する。本稿では《村の土曜日》の翻訳を試み、その上で上記モチーフに関する語彙・文体・イメージの詳細な分析を行なう。それらはレオパルディが作品の中でつねに志向した「無限なるもの」と密接に係わっている。さらに、同様のモチーフのあらわれる諸詩もあわせて考察することにより、『カンティ』にこめられた詩想を浮かび上がらせ、それが人間の不幸を託つペシミスティックな詩人の実存にとって、きわめて重要な意味を持つことを論証する。}, pages = {159--170}, title = {レオパルディの詩における「回帰」と「永遠」(2)}, volume = {51}, year = {2017}, yomi = {フルタ, ヤスシ} }