@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001911, author = {古川, 聡 and 梅本, 実 and 江澤, 聖子 and Furukawa, Satoshi and Umemoto, Minoru and Ezawa, Seiko}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本論文では、ピアノ演奏中の視線行動、具体的には初見演奏時の読譜音符と実際に演奏している音符とのずれである視手範囲に関する先行研究を中心に概観し、音楽大学の学生のような熟達者の指導にどのような知見が生かせるか検討することを目的とした。ピアノを演奏するには、楽譜からの情報を知覚する段階、それを演奏に変換するための運動プログラミングを作成する段階、先読みをした音を記憶する段階、そして最後に実際に演奏する段階があることがわかった。このうち、視手範囲は初心者よりも熟達者、難度が高い曲よりも低い曲のほうが大きいことが指摘されてきている。このような研究成果に対して、音楽大学におけるピアノ指導は一定以上のスキルを持つ熟達者に、さらなる演奏の向上を図らせるための指導であり、学生自身による初見演奏を踏まえて、レッスンではより音楽性の高い演奏を目指して指導がなされている。その方法として、⑴楽器で音を出すことなく、まず頭の中で楽譜を読むこと、⑵様々な時代、様式の作品を数多く経験させること、⑶規範となるモデル(演奏)を多く体験させることの3つの方法を提案した。}, pages = {147--158}, title = {視線の動きからみたピアノ演奏と熟達者の指導法への提案}, volume = {51}, year = {2017}, yomi = {フルカワ, サトシ and ウメモト, ミノル and エザワ, セイコ} }