@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001907, author = {中西, 千春 and 松原, 有奈 and Nakanishi, Chiharu and Matsubara, Yuna}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本稿は,Anderson他(2001)による “A Taxonomy for Learning, Teaching, and Assessing: A Revision of Bloom’s Taxonomy of Educational Objectives”(『ブルームの教育目標のタキソノミーの改訂版:学ぶこと,教えること,評価することについてのタキソノミー』)を活用するための小論である(以下,改訂版と記す)。2人の筆者は,英語教育専攻の中西と声楽専攻の松原である。中西は,昨年,改訂版の教育目標の分類を日本の教師や研究者が,教育目標・活動の開発・評価の指標および授業デザインに活用しやすくするための論考を記した(2016)が,その続編として,改訂版を松原のオペラ指導に活用することで論考を進めた。本稿の目的は,改訂版の2次元のタキソノミーテーブル(知識次元と認知プロセス領域)の普及を目指すことと,タキソノミーテーブルによりオペラ指導を可視化し,解明することである。まず,タキソノミーテーブルを概観し,活用の手順を示した。次に,活用にあたって,オペラ指導における4つの知識次元と6つの認知プロセスの要素を明らかにした。要素の明確化は,オペラを学ぶために必要な知識次元と認知プロセスの要素間の関係を再構築し,2つの図を生み出した。このように,タキソノミーテーブルの活用は,教師に新たな視点から自らの指導を見直すチャンスを与え,図表の作成による可視化は,指導の解明の糸口となった。}, pages = {101--112}, title = {ブルームの改訂版「タキソノミーテーブル」をオペラ指導に活用する}, volume = {51}, year = {2017}, yomi = {ナカニシ, チハル and マツバラ, ユナ} }