@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001901, author = {野中, 映 and Nonaka, Ei}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {敬意に基づく表現の制約を「詞」の敬語とし、敬意の直接的表現を「辞」の敬語とした時枝誠記の敬語論は、「詞」の敬語にあっては尊謙の対置を覆し、言語そのものとしては尊謙同一の機能を果たす事象も生じ得ることを示唆している。そして主体的敬意の対象を知り得るのは場面の制約による主体的なものの直接表現の場合、即ち「辞」の敬語に限られるとする。このような時枝の理念を根幹に据えながら、敬意の概念を距離という概念に置き換え、敬語によって齎される異なった座標軸上の距離を帰属的距離と獲得的距離に区分した上で今日在る敬語の言語的事実を検証していく。}, pages = {33--41}, title = {敬語における帰属的距離と獲得的距離}, volume = {51}, year = {2017}, yomi = {ノナカ, エイ} }