@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001900, author = {今野, 哲也 and Konno, Tetsuya}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本稿は島岡譲(1926- )の著作目録の整理・作成を通して、その著述活動と思索の流れを考察することを目的とする。島岡は一般に、音楽理論家として名を知られていると言えるが、彼にとって「音楽」と「聖書研究」の二つのテーマは、「合わせ鏡」とも言える最も重要な課題となる。島岡の音楽的文献の特徴は、大著を発表する毎に、一部の概念が変動する点を指摘し得る。確かにその点は、島岡の理論体系を習得する困難さを助長しているとも言えよう。しかし、それは島岡の聖書研究とも分かち難く結び付きながら昇華してきた、飽くなき思索の結実である。この二つの世界の間には一見、「境界線」が引かれるようにも思われるが、むしろ島岡はそこを自由に行き来することで、相互作用的に自身の思索を深めていったであろう点を指摘し、本稿の結論とする。より網羅的な「島岡研究」を目指す本研究は、先行研究には見られないものであり、意義があると考える。}, pages = {21--32}, title = {島岡譲研究(1) : 著作目録}, volume = {51}, year = {2017}, yomi = {コンノ, テツヤ} }