@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001287, author = {古田, 耕史 and Furuta, Yasushi}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {イタリア近代最大の抒情詩人ジャコモ・レオパルディの詩集『カンティ』の中で、とりわけ1827年作の《嵐の後の静けさ》と《村の土曜日》に頻出する「回帰」「反復」「継続」を表すモチーフは、注目に値する。詩人自身が「完璧な詩は翻訳不可能である」と考えた通り、推敲を重ね彫琢をほどこされた詩を日本語に置き換えることの困難を承知しつつ、まずは《嵐の後の静けさ》の翻訳を試み、その上で、上記モチーフに関する語彙・文体・イメージの詳細な分析を行なう。それはレオパルディが作品の中でつねに志向した「無限なるもの」と密接に係わっている。最後に、詩にこめられたメッセージを浮かび上がらせ、それが人間の不幸を託つペシミスティックな詩人の創作活動と実存にとって、いかなる意味を持ちうるのかを考察する。, 17, KJ00010210855, 論文, Article}, pages = {169--179}, title = {レオパルディの詩における「回帰」と「永遠」(1)}, volume = {50}, year = {2016}, yomi = {フルタ, ヤスシ} }