@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001273, author = {末松, 淑美 and Suematsu, Yoshimi}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本稿は、ドイツ語の話法の助動詞sollenの多義性を通時的視点から観察し、その際とくにオランダ語の同語源のzullenと意味が異なる点に焦点を合わせ、意味の分岐の可能性を探ることを目的としている。Diewald (1999)と高橋輝和(2015)のsollenに関する通時的意味記述を参考にして変化の概要を把握し、その中にzullenと意味が重なる部分を探した。意味が変化するときには、必ず複数の意味が共存する時期があるはずだからである。その結果、sollenが持つ「主語以外にモダリティ源がある」という意味特徴はsollenが持つすべての意味の限定化に強く影響している可能性があり、そのためにsollenの古形にもともとあった未来や推量の意味(zullenには残っている)がやがて弱くなったことが考えられる。それは、動詞としてのsollenが比較的長く18世紀まで助動詞とともに使われていたことと無関係ではないであろう。, 3, KJ00010210841, 論文, Article}, pages = {17--28}, title = {sollenの意味を文法化の視点から考える}, volume = {50}, year = {2016}, yomi = {スエマツ, ヨシミ} }