@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001261, author = {古川, 聡 and Furukawa, Satoshi}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本論文では、メロディを用いた記憶の心理学的研究に関するこれまでの研究動向を概観することを目的とし、研究の方法をもとに再認実験と再生実験に大別して先行研究の知見を紹介した。再認実験では、胎児期に聴いたメロディに対して新生児が特異的な反応をすることを示した後、大学生を対象とした研究からなじみのないメロディではフレーズごとに分割して聴くことが困難なために記憶が損なわれること、音楽学習経験が豊富な場合に年齢にかかわりなく再認が高まること、絶対音感保有者では記憶に有利に働くことが明らかになった。再生実験では、調性感が高くなじみのあるメロディのほうが歌唱でも、五線譜への記譜でも、キーボードによる演奏でも容易であることがわかった。また、一般的な記憶の特徴として系列位置効果があるが、必ずしもすべての研究で再現できなかったこと、メロディによっては2ヶ月という長期間保持できることが先行研究の結果から明らかになった。, 13, KJ00009790331, 論文}, pages = {137--145}, title = {メロディ記憶研究の現状}, volume = {49}, year = {2015}, yomi = {フルカワ, サトシ} }