@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001249, author = {伊藤, 直子 and Ito, Naoko}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {新劇ブームに沸く1913(大正2)年3月、帝国劇場でゲーテの『ファウスト』第一部が近代劇協会により上演された。完成間もない森?外の翻訳を台本とし、伊庭孝が舞台監督兼俳優を務め、上山草人ら新劇俳優と、帝劇歌劇部の歌手や管弦楽団が結集しての待望の公演であった。伊庭は演出に意を尽くし、原作25場を、一部省略しながら5幕14場にまとめ、グノーのオペラから数曲の管弦楽曲が編曲・流用され、また原作中の「歌」の部分には清水金太郎が付曲した。ゲーテの原作に音楽的指示が施されているとはいえ、帝劇の本公演は伊庭流にアレンジされた一種の音楽劇の様相を呈し、このあと浅草オペラなどで活躍する伊庭に音楽劇制作への志向を促す舞台になったと考えられる。, 1, KJ00009790319, 論文}, pages = {1--12}, title = {伊庭孝における音楽劇の萌芽 : ゲーテ『ファウスト』の上演(1913)をめぐって}, volume = {49}, year = {2015}, yomi = {イトウ, ナオコ} }