@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001248, author = {宮谷, 尚実 and Miyatani, Naomi}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本稿では、旧約聖書詩編第4編第5節に見られる2つの「沈黙」に着目し、マルティン・ルターとヨハン・ゲオルク・ハーマンの解釈を比較検討する。この箇所に現れるひとつ目の「沈黙」は、第4節の最後に置かれた語「セラ」であり、もうひとつは共同訳聖書では「沈黙に入れ」と訳されている、本文中の表現である。ルターにとって、「沈黙」は否定的な空虚を意味してはおらず、むしろ神のことばに満たされ、聖霊が働く場としてとらえられている。ハーマンも同様に、彼の初期の著作『あるキリスト者の聖書考察』で、この詩編における「沈黙」を無音ではなく「心の声」を「傾聴」することだと解釈している。この解釈は、ハーマンに特徴的な「神のへりくだり」という神学的思想に基づいたものである。, 14, KJ00009244692, 研究ノート}, pages = {145--149}, title = {詩編第4編第5節における「沈黙」の意味 : ルターとハーマンの場合}, volume = {48}, year = {2014}, yomi = {ミヤタニ, ナオミ} }