@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001243, author = {中西, 千春 and Nakanishi, Chiharu}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本論の目的は,日本の大学における英語力下位層を対象にCLIL(内容言語統合)型学習を導入する可能性を探ることである。そのために,スペインバスク地方のCLIL型学習英語教材開発者のPhil Ballの著述とインタビューに基づいて,CLIL型学習の特徴,ESL/EFLとの違い,教材デザインを調査検討する。BallによればCLIL型学習には「英語よりも内容を重視する。中身のある内容を理解させるために,教材デザインを入念に行う。本物のコミュニケーションの場を設け,高次の思考が必要なタスクに協同学習で取り組ませる。」という特徴がある。大学英語授業で,下位層の学習者の専攻内容を教材とし,内容理解に焦点をあて,そのディスコース特有の英文法や語彙を付随的に学ぶアプローチは,情意フィルターを下げ,動機付けとなる可能性がある。また,協同学習で,高次な思考を要するタスクにより,英語が学習者の記憶に残る可能性もある。考察の結果,CLIL型学習を,英語力下位層を対象に導入することは,今後の大学英語授業として有効と思われる。, 9, KJ00009244687, 論文}, pages = {93--104}, title = {英語力下位層を対象としたCLIL(内容言語統合)型学習の可能性 : CLIL型学習教材開発者Phil Ball氏の著述とインタビューから}, volume = {48}, year = {2014}, yomi = {ナカニシ, チハル} }