@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001230, author = {安川, 智子 and Yasukawa, Tomoko}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {ジャン=バティスト・ヴェッケルランは、19世紀末の30年間、パリ音楽院図書館司書として同時代の音楽界の重要な人物と交流すると共に、膨大な数の楽譜と文献に接した。本稿は彼が再演のために和声化・管弦楽化した17世紀のリュリのコメディ・バレ《町人貴族》を例にとり、彼が影響を受けた18世紀、19世紀の文献と関連付けながら、19世紀における「伴奏づけ」の実際とその意義を探る。19世紀における「伴奏づけ」には「通奏低音の実施」「聖歌伴奏」「民謡の伴奏づけ」などが挙げられるが、これらはいずれも「楽器上で規則にのっとり和声を実施する」という18世紀における「Accompagnement伴奏」の概念の延長にある。民謡収集や聖歌改革という時代の傾向を受けて変化した、「伴奏づけ」あるいは「和声づけ」というこの19世紀的習慣は、調と旋法、そして「転調Modulation」の概念の分化と再考を促すこととなる。, 13, KJ00008398467}, pages = {129--140}, title = {ヴェッケルランJ. B. Weckerlinによる《町人貴族》(モリエール/リュリ)の伴奏づけと19世紀における「転調」の概念(1)}, volume = {47}, year = {2013}, yomi = {ヤスカワ, トモコ} }