@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001226, author = {中西, 千春 and Nakanishi, Chiharu}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {CLIL(Content and Language Integrated Learning)型学習は,教科を非母語で教えることにより,内容と言語を同時に学ぶ効率のよい学習法と考えられている。CLIL型学習の特徴は,4つのCで始まる要素,すなわちContent(内容), Communication(コミュニケーション/言語), Cognition(思考/認知), Culture(文化/協同)を有機的に統合して教えることにある。日本の英語教育にCLIL型学習の導入の可能性を考えるためには,CLIL型学習の教材の特徴を探ることが必要である。本論では,CLIL型学習と非CLIL型学習の教材を4Cの観点から比較分析し,特に,Cognitionについてはアクティビティと発問の認知プロセスの次元をBloomのタキソノミーの改定版を使って分析する。分析対象としては,CEFRのA1レベルのCLIL型学習の英語教材と付属の教師用マニュアルを取り上げ,そのアクティビティと教師の発問の特徴に注目する。この結果,分析したCLIL型学習教材では,学習者に様々な認知プロセスの次元を経験させ,認知的な負荷をかけているものの,言語的にはあまり負荷をかけていないことがわかった。また,学習者の自己や他者への理解,地域や文化への理解を深めるようには作成されていないことがわかった。今後,CLIL型教材の開発に当たっては,CommunicationとCultureのレベルを高める工夫が必要となる。さらに教師用マニュアルにおいてはCultureを充実させるための工夫を補完することが望まれる。, 9, KJ00008398463}, pages = {87--97}, title = {CLIL(内容言語統合)型学習英語教材と教師用マニュアルの評価}, volume = {47}, year = {2013}, yomi = {ナカニシ, チハル} }