@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001206, author = {古山, 和男 and Furuyama, Kazuo}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {日本語のリズムは、かな文字の2つに相当する2つの音から成る拍に支配され、その拍節感はこの2つの音の結合に仕方に規定される「動き」によって得られる。この「動き」について、バロック音楽の「ムーヴマン」の概念を借りて、その加速の運動法則で考察すれば、「長音」と「促音」、及び「ん」の音が、日本語特有の拍節感を維持し、リズムを整える役割を担っていることがわかる。さらに、これらによって外来語が元の発音リズムを変形させられ、日本語に定着する現象を考察すると、「長音」「促音」「ん」が、日本語のリズムを整え維持する機能と法則が理解できる。外来語を日本語化するには、日本語固有の拍節リズムの法則に従って変形されなければならない。したがって、外来語を片仮名で表記にする場合、ただ原語に忠実に似せるだけでは、日本語としての拍節感を損い、不自然な日本語のリズムを作り出す結果を招く。, 5, KJ00007847563}, pages = {41--50}, title = {日本語の「ムーヴマン」を維持する「長音」「促音」「撥音」 : バロック期の音楽理論による日本語の拍節リズム原理の考察}, volume = {46}, year = {2012}, yomi = {フルヤマ, カズオ} }