@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001170, author = {阪井, 恵 and Sakai, Megumi}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {今日,音楽科教育において安定した位置づけを確保したかに見える〈音楽づくり〉は,活動としてはいずれの現場においても類似した展開を見せながらも,背後にある考え方においては,異なるスタンスが混在している。ここに見られる差異は,理論的には,学習論としての客観主義と構成主義,それに加えて,何を「音楽」と見なすのかという「音楽」観をめぐる本質主義と構成主義の,緊張関係の問題として整理できる。このような分析概念を持つことは,個々の教師が自分の現場に最適なスタンスを見つけるために,大いに有効と思われる。しかし,〈音楽づくり〉の活動とその所産をめぐる美学的な考察は,未だ殆ど行われていない。〈音楽づくり〉が,音楽教育的に意義深いかどうかは,「音や音響を音楽に組織する」ということについて,さらに美学的,現象学的に踏み込んだ議論を通して考察されなければならない。, 4, KJ00005200059}, pages = {37--48}, title = {〈音楽づくり〉の理論をめぐるスタンスの整理 : 学習論における客観主義 vs. 構成主義,「音楽」観における本質主義 vs. 構成主義}, volume = {43}, year = {2009}, yomi = {サカイ, メグミ} }