@article{oai:kunion.repo.nii.ac.jp:00001121, author = {加藤, 一郎 and Kato, Ichiro}, journal = {研究紀要, Kunitachi College of Music journal}, month = {Mar}, note = {本稿は19世紀にピアニスト、作曲家、指揮者、文筆家そして教育者として活躍したF.リストのルバートの技法について考察するものである。リストは様々なタイプのルバートを用いていたが、その内、本稿では彼がrubatoの指示によって意図したルバートの技法に焦点を当てる。このタイプのルバートは「テンポの表現に微妙な変化を与えながら、自由な朗唱をするのであり、ショパンのような埋合せシステム(急いだり、ためらったり)とは全然ちがう」(リスト)ものである。この技法は4つの時代に分けられ、初期のものはショパン等からの影響を示し、彼のヴィルトゥオーソ時代には一つの表現技法として発展した。しかし、ショパンの死後は、彼の簡潔な表現様式がリストに再来し、1853年以降はオーケストラ作品にこの技法を様式化している。本稿の考察によって、ロマン派音楽全体の表現様式にも理解を深めることができる。, 3, KJ00004129312}, pages = {19--30}, title = {リストの作品に於けるrubatoの指示によるルバートの技法}, volume = {40}, year = {2006}, yomi = {カトウ, イチロウ} }