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          <dc:title>マティアス・シュパーリンガーにおける新しい音楽とは : その革命的、歴史的必然性への眼差しを超えて</dc:title>
          <dc:title xml:lang="en">A Study of Mathias Spahlinger's Reflections on New Music (neue Musik) : Beyond the View on its Revolutionary and Historical Inevitability</dc:title>
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          <jpcoar:subject subjectScheme="Other">フランス革命</jpcoar:subject>
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          <datacite:description descriptionType="Abstract">本研究は、ドイツの現代音楽作曲家、マティアス・シュパーリンガー(Mathias Spahlinger, 1944-)の「新しい音楽（neue Musik）」に対する考察に注目し、彼の考察から窺える「新しい音楽」の意義とその限界を深読みすることを目的とする。この目的には、なぜ、シュパーリンガーが「新しい音楽」を「部分と全体との関係が根本的に変化した音楽」と定義するのか、また、そのような音楽が「正確に提示されなければならない」と語るのかに対する疑問を含んでいる。そして、それらの発言にはモダニズム的なものの考え方や、新しい音楽という出来事をフランス革命のアナロジーとして捉えるシュパーリンガーのものの見方が関係しているように思われる。
本研究は、主に二つの資料を用いる。一つは、Heinz-Klaus MetzgerとRainer Riehnの編集による、シュパーリンガーと音楽学者のエッゲブレヒトとの対談録である。この対談録は1999年1月5日から10月5日までドイツ国営放送でラジオ放送された8回分をまとめたものである。もう一つは、Reine Nonnenmannの編集による、シュパーリンガーと音楽批評家のエールシュレーゲルとの対談録である。これは2004年3月14日ケルン新音楽協会（Kölner Gesellschaft für Neue Musik）の主催で行われたワークショップでの対談を記録したものである。このワークショップは批判的作曲と批判的音楽ジャーナリズムの2つをテーマにしており、プログラムの前半ではシュパーリンガーがエールシュレーゲルに、後半は逆にエールシュレーゲルがシュパーリンガーに質問する形で進んでいる。基本的には1960-70年代当時の批判的作曲、批判的音楽ジャーナリズムの在り方を振り返る内容である。これらの二つの資料には、それぞれの対談のテーマは異なるものの、新しい音楽に関するシュパーリンガーの発言が記録されている。さらに注目すべきは、これらの「会話」の中に現れる言葉の連なりが、その言説の持っている背景・脈絡を浮かび上がらせている点だ。非常に哲学的・美学的なタームを用いるシュパーリンガーの言説は、言葉の背景・脈絡を知ることが重要であり、この対談録の読解は作曲家理解の鍵となる。
本研究の成果は、シュパーリンガーの歴史観が非常にドイツ的なものであり、その叙述において、非常に歴史性に囚われている限界が評価できたことである。しかし、それはある意味、シュパーリンガー自身を形成している慣習を、本人がきちんと理解していることを証する。とりわけ、「和声的シンタクス」を中心にコンベンション的なものが如何に機能するのか、そして私たちがその慣習に如何に囚われているかを丁寧に分析している点は、慣習的なものと向き合っているシュパーリンガーの創作態度とも関係している。それは、彼の創作において、変奏曲、コンチェルト形式、オーケストラなど、コンベンション的なものを多く用いる理由と繋がるだろう。つまり、「新しい音楽」を書く作曲家として、西洋音楽とその歴史性を重んじるシュパーリンガーの姿勢が明らかになったことは、本研究のもう一つの成果と考えられる。</datacite:description>
          <dc:publisher>国立音楽大学大学院</dc:publisher>
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          <jpcoar:sourceTitle>音楽研究 : 大学院研究年報</jpcoar:sourceTitle>
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